親子で楽しむ山歩記

主に小3の息子と登山を楽しむブログです。

息子のレインウェアをmont-bellのサンダーパスKids140に買い替え

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こんにちは、シンです。

息子のレインウェアが小さくなってきたのと、浸水がひどくなってきたので買い替えることにしました。mont-bellには主に4タイプの子ども用レインウェアがありますが、その中で私が選んだのはサンダーパスジャケット&パンツでした。

mont-bellの子ども用レインウェア

クレッパージャケット&パンツ

モンベルの子ども用レインウェアでもっとも安価なのがクレッパージャケット&パンツです。90-120サイズでジャケット¥7,100のパンツ¥4,000、130-160サイズでジャケット¥7,700のパンツ¥4,000です。

生地はmont-bell独自開発のドライテック2レイヤー (表生地:70デニール・ナイロン・タフタ) で透湿性は8,000g/㎡です。具体的な耐水圧は公表されていませんがmont-bellでは耐水圧20,000mmを超える生地を使用しているので、登山で必要とされるレベルは保たれています。

グローフィットクレッパージャケット&パンツ

クレッパージャケット&パンツと基本性能は一緒ですが、サイズ調整ができるコスパ重視バージョンになります。
価格は110-120サイズでジャケット¥8,200のパンツ¥5,100、130-160サイズでジャケット¥8,800のパンツ¥5,800です。

この商品は袖および裾の丈をスナップボタンで3段階調節できるようになっています。子どもの成長は早いので、こういったアイデア機能は嬉しいですよね。

サンダーパスジャケット&パンツ

サンダーパスはクレッパーと違い、使用している生地がドライテック3レイヤー (表生地:50デニール・ナイロン・リップストップ) になります。糸が細くなった分生地がしなやかでゴワゴワ感がないにもかかわらず、裂けにくい素材となっています。また裏生地が追加されたことで肌触りが良くなっているのも特徴です。
耐水圧は公表されていないので分かりませんが、20,000mm以上の性能は確保されています。透湿性は15,000g/㎡にまで上げられています。

価格は90-120サイズでジャケット¥8,140のパンツ¥5,280、130-160サイズでジャケット¥8,800のパンツ¥5,940です。

ストームクルーザージャケット&パンツ

子ども用レインウェアで最高性能を誇るのがこのストームクルーザーです。使用している生地はスーパードライテック3レイヤー (表生地:30デニール・ナイロン・リップストップ) で、透湿性は40,000g/㎡と大人の製品含めてもトップクラスです。耐水圧は今まで同様20,000mm以上としか分かりません。

ただし高性能な分価格も上がり、130-160サイズでジャケット¥16,500のパンツ¥12,600です。90-120サイズの展開はありません。

選択のポイント

透湿性の良さがもっとも快適性につながる

上記4つの商品はレインウェアで最も重要な耐水圧に関して20,000mm以上としか表記されていないので性能差は分かりませんが、耐水圧20,000mmというのは嵐のような大雨に耐えられる性能です。むしろ20,000mm以上はオーバースペックとも言えます (使用劣化による安全マージンとか言い出すとキリないですが)。

このようにレインウェアを着る一番の目的の「濡れない」はどの商品もクリアです。そこで重要になってくるのが透湿性です。
登山はじっと止まっているのではなく歩きます。歩くと汗をかきます。そしてレインウェアを着ると汗が蒸発しにくくなり、ウェア内は非常に蒸れて不快になります。その不快な蒸れを拡散してくれるのが生地の透湿性です。この数値が高いほど透湿性に優れている、ということになります。
特に子どもは大人より汗をかきますから、ウェア内が蒸れやすく不快に感じやすいです。ウェア内の蒸れはシャツが吸収して汗冷えにつながり、状況によっては低体温症の引き金にもなりかねません。

生地の強度にも注目

軽量や着心地の良さをを謳うウェアは細い糸を使っているので、その分強度が犠牲となっています。大人なら何ともない岩場でも、子どもにとっては体を使って登るような場所があったりします。そうなるとレインウェアが岩に擦れる場面も考えられます。生地が破ければそこから雨が侵入して体を冷やす原因となりますので、あまり弱い生地は考えものです。破れないよう気をつけると言っても子どもには難しいでしょう。

どれくらいの使用頻度か?

使用頻度が少ない人、特に子どもの成長は早いのですぐ着れなくなってしまいますからもったいないですよね。なので使用頻度が少ない子どもであれば成長に合わせて調節できるグローフィットクレッパージャケット&パンツがいいのではないでしょうか。

しかし使用頻度が比較的多い子どもだと、せっかく成長に合わせて調整できるのに途中で生地の寿命で買い替え、となる可能性もあります。そうなるとほぼ同額で素材のいいサンダーパスジャケット&パンツを買った方が良かったと後悔することでしょう。

結論:我が家にはサンダーパスジャケット&パンツ

お金があれば間違いなくストームクルーザー一択です。しかしサンダーパスとストームクルーザーでは価格が倍違うのでなかなかストームクルーザーには手が出せません。
ちょっと大きめのを買うことも考えましたが、衣服があまりに大きいと岩場とかで服が引っかかって危険なので却下。

ストームクルーザーの抜群に良い透湿性に目が奪われますが、サンダーパスの15,000g/㎡というのも十分な性能です。透湿性、生地強度、コストのバランスを考えて、息子のレインウェアはサンダーパスジャケット&パンツにしました。

サンダーパスジャケットは4色、サンダーパスパンツは2色から選べますが、息子が選んだのはブルーグリーン (BGN) とライトグレー (LGY)です。私とお揃いにしたかったらですって。かわいいじゃありませんか。
厳密には私のはブルーグリーン (DKTL) とグレー (SHAD) ですが、まあそんなに違わないので同じということにしておきましょう。
上の商品説明でストームクルーザージャケットの写真がこの色で紛らわしいですが、息子が来ているのはサンダーパスジャケットです。

サイズは息子の今の身長が130cm程度なので適正サイズである140にしました。これで来年までは着られるかな?
そして2年後に150 or 160に買い替えてあげれば安全かつ快適なはずです。

これで今年の夏山で雨が降っても怖くありません。
それでは皆さん、Have a nice day !