親子で楽しむ山歩記

主に小3の息子と登山を楽しむブログです。

息子と登る百名山「御嶽山」(2回目)

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こんにちは、シンです。
8月23日に御嶽山 (3,067m) に登ってきました。息子は2年連続2回目の登頂、私は4回目の登頂となりました。

御嶽山 (おんたけさん)

Google Earth

岐阜県と長野県にまたがる独立峰で、本邦3,000m峰21座の一つであり、標高3,067mは14番目の高さを誇ります。また活火山としては富士山に次ぐ高さです。

御嶽山のビューポイントで有名な九蔵峠から撮影したのですがあいにくの状況だったので、代わりにGoogle Earth の画像です。下が九蔵峠で撮影した写真。

今回も王滝口から

前日の22日19時、田ノ原駐車場に到着し車中泊。前回と同じく王滝口ルートで山頂を目指します。他の登山口からとも考えましたが息子の体力を考えると無理はできないと判断し、今回も最も高標高からスタートできる王滝口ルートにしました。

王滝口ルート Google Earth

5時47分、登山開始。
息子のウキウキした表情に癒されます。

昨年は「本当に登れるかな?」と心配しながらのスタートでしたが、この1年で心身ともに成長し、息子の背中から不安は感じられません。
普段はダメダメ (優しいところは◎) な息子ですがカミさん曰く、

「登山している姿だけはカッコいい」

そうで。それでいいんです、1つでも取り柄があれば十分。

大黒天の巨大五円玉の前でも余裕の表情。

はじめはほぼ平坦な参拝道を歩き、その終点地点に御嶽神社遥拝所があります。
頂上にある奥社まで足を運べない人が代わりに拝む施設です。

遥拝所と言われる施設の中にはその拝むべき場所 (山頂・奥社) が眺められないところもありますが、御嶽神社はバッチリ見えます。と言うより遮るものが何もありません。

遥拝所の先が本格登山道となりますが、山頂奥社まで整備された参拝道が続いているので危険個所は特にありません。
ただし御嶽山は活火山であること、これが一番注意すべきことです。

あと注意すべきことはツキノワグマの出没でしょうか。
今年は立山室堂のみくりが池付近、涸沢カール、薬師峠キャンプ場等で目撃情報が相次いでいます。幸いこの王滝口より先での目撃情報はありませんが、登山口より標高の低いところでは目撃されているので油断はできないでしょう。

ゲートをくぐってすぐのところに大江権現があり、ここが七合目です。

ゲートからしばらくは樹林帯歩きで見通しがききませんが、急にパッと空が開ける場所に出くわします。
あかっぱげという地点です。

八合目付近から絶景の登山道

あかっぱげを過ぎて少し行くとハイマツ帯となり、そこからずっとパノラマな景観を背にして登ります。なのでたまに振り返っては感嘆の声をあげる、を繰り返します。
八合目手前の金剛童子あたりは休憩するのに適しています。

写真中央が三笠山で山頂直下のグレー部分が田ノ原駐車場です。雲海の先には中央アルプスが浮かんでおり、西 (写真右) に目を向けると恵那山が見えます。

行動食はカロリーメイト。
カロリー計算がしやすく、軽量で携帯性に優れているので行動食のメインに据えています。息子も喜んで食べてくれます。

ここからが神域となります。

八合目から九合目の登りは岩場の登りが主となります。昨年はこの辺でガスに包まれていたので日差しから守られましたが今回は晴天。強い日差しと気温上昇が体力を奪います。

なのでこまめな水分補給が大切です。
私は以前からハイドレーションシステムを使っていて、息子がいつも「いいなぁ。」と言っていました。自分だけというのも申し訳ないので息子にも買ってあげました。

水1.5L、アクエリアス500mLを背負っているので水分だけで約2kgです。その他レインウェアや食料合わせると3~3.5kgの荷物でしょうか。それでも昨年よりへばっていないのは体力がついてる証拠でしょう。

それにしても水墨画のような美しい景色です。

富士山がひょっこりはん

八合目石室避難小屋を過ぎ、富士見石に到着。

名前からして間違いなく富士山が見えるはず。昨年は見ることができませんでしたが今回は見られました。

分かります?中央奥の平坦でネコ耳のような山頂が富士山です。
はじめはこのひょっこりはんが富士山だと自信を持てませんでしたが、登るにつれて山頂付近がはっきりと見えてきて確信が持てました。
中央やや右寄りの奥にみえるピークがおそらく塩見岳かな、と。

この富士見石からが想定火口域に入るので今一度気を引き締めて。万が一に備えてヘルメットをかぶりましょう。

九合目付近

九合目付近にある一口水。
登りの時には2秒に1滴ペースで出ていましたが下りの時には4-5秒に1滴ペースに落ちていました。

王滝頂上に到着

王滝頂上に到着、ここには御嶽神社頂上奥社 (王滝) があります。ややこしいのですが御嶽山の山頂にあるのは御嶽神社頂上奥社 (黒沢) です。
最初に覚明行者が開山したルートが黒沢口だから山頂の神社は黒沢側、ということでしょうか。

よく見たらいろいろな講社の名が彫られていて、御嶽信仰の広さが伺えます。

さて、ここは王滝頂上であって山頂ではありません。
山頂はあちらになります。

王滝頂上から山頂までの間の平坦地は八丁ダルミと言い、そこには御嶽教大御神火祭場があります。

名称からしてこれは奈良に本部を置く御嶽教のものでしょうかね。
もともとは複数の小さな講社での御嶽信仰がまとまって御嶽教に。そして御嶽神社を信仰の中心とする原点回帰で生まれた木曾御嶽本教とありますが、山頂にある御嶽神社はどちらの教団に属するのでしょうか?
なんとなく木曽御嶽本教かな?と思っていますがよく分かりません。

御嶽山山頂に到着

9時53分、3,067mの御嶽山山頂に到着。休憩込みで4時間3分かかりました。
昨年が3時間43分だったので20分遅れでしたが、昨年は遥拝所に寄らなかったりと必ずしも同一条件ではないのでタイム比較は意味がないでしょう。とりあえず息子に余裕があるのが昨年との違いです。

記念の肩車撮影。撮影してくれたお兄さんありがとうございました。

土曜日ともあって登山者は多く、山頂は賑わっていました。

こちらが御嶽神社頂上奥社 (黒沢) で、その隣の社務所です。
御朱印もらおうと思ったのに御朱印帳忘れるという失態・・・、また登りに来ます。

山頂からのぞく地獄谷は荒々しく、風に乗って硫黄臭が運ばれてきます。

二の池は完全に干上がってしまいました。ここが日本最高所 (2,905m) の湖だったのですが悲しい・・・。
今の日本最高所の湖は立山別山山頂付近の硯ヶ池 (2,870m) だそうです。

下山は霧の中

写真を見て分かる通りどんどんと雲が上がってきていて、下る頃には山頂付近はこの通りガスに包まれていました。

13時55分、田ノ原に到着。昨年は13時57分ゴールだったので、まあほぼ一緒でした。

ヤマレコ記録はこちら。

www.yamareco.com

来年は他の登山口から挑戦!?

これで2年連続御嶽山を登ったのですが、山の楽しみは何もピークハントだけではありません。山頂に至るまでの経過も楽しみの一つです。

御嶽山にはこの王滝口のほかにメインルートとして黒沢口があります。黒沢口は王滝口と違った風情があります。ただ中の湯駐車場の標高は1,820mほどで、王滝口より370mも多く登らないといけません。

飛騨側から登る小坂口は登山口に濁河温泉という名湯がありテンションが上がります。またストレートに頂上を目指す王滝口と黒沢口と違い、継子岳、摩利支天山を登りながら山頂を目指すルートも可能。その途中にはキレイな三ノ池も見られます。しかしスタートの標高はさらに低い1,790mで歩行距離も長くなりますから、できれば五の池小屋で泊まって1泊2日で計画したいところです。

そう考えると来年は黒沢口かな?楽する方法としては御岳ロープウェイを利用して標高2,125mの飯森高原駅からスタートする手があります。その時の息子 (むしろ私?) の体力次第、ですね。
夏山が終われば秋山シーズンの到来。2,000〜2,500mの百名山をいくつか登りたいと思います。

それでは皆さん、Have a nice day !

 

息子の百名山登頂記録

5/100座 (2025.8.23現在)

--------東北----------------
 安達太良山 (1,700m) 2023.8.11

--------甲信----------------
☆乗鞍岳 (3,026m) 2024.7.21
 焼岳 (2,455m) 2024.8.16
☆御嶽山 (3,067m) x2 2024.08.25 / 2025.08.23 New!
☆仙丈ケ岳 (3,033m) 2025.06.21

※ 山頂が県境にまたがる場合は、スタート地点に設定した登山口がある地域に振り分けた
※ ☆は3,000m峰を示す