こんにちは、シンです。
今回は登山時のカメラケースのちょいカスタムの話です。
登山の時はmont-bell カメラライトショルダーバッグMを使用
私はミラーレス一眼の OM SYSTEM OM-5 を持って登山に行く際、mont-bell カメラライトショルダーバッグM に入れていきます。
カメラ単体を首からぶら下げていると岩にぶつけて破損の原因となりますし、滴り落ちた汗が付着することでこれもまた故障の原因となります。
そこでmont-bell カメラライトショルダーバッグMの出番です。
バッグ本体は厚くはないですが緩衝材で覆われており、フラップはマグネットを使用したワンアクションで開閉できる優れものです。

モンベル | オンラインショップ | カメラ ライトショルダーバッグ M
内寸は高さ21cm x 幅16cm x 奥行き11cmで、OM-5 にメインで使用しているレンズの M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を装着してちょうど収まるサイズです。
まあおおよその一眼レフ、ミラーレス一眼に標準〜望遠ズームレンズをつけた状態のものは収まると思います。
このカメラバッグが優れている点はまず軽いこと、218gしかありません。
登山において軽いことは正義ですからこの軽さは大きなアドバンテージになります。
そしてウエストベルトがついている点も見逃せません。
ウエストベルトがないと登山では足を進める度にカメラバッグが揺れて体に当たります。
これがとても不快です。
ウエストベルトで体に固定すればその不快感から解放されます。
ただしカメラライトショルダーバッグは軽量な分、カメラバッグでありながら防水性能は弱いので、その対策はしておく必要があります。
ショルダーバッグは肩〜首が痛い
そんな mont-bell カメラライトショルダーバッグM、この商品が悪い訳ではなくてどのショルダーバッグを使っても同じことが言えると思うのですが、首が痛くなるんです。
そりゃそうですよね、重量物を肩から下げてるんですから。
いくら軽量が売りであるマイクロフォーサーズの OM SYSTEM カメラでも、そこそこのレンズと組み合わせれば1kgほどになります (驚くべき軽さではあるんですが)。
実際にカメラバッグを下げてザックを背負っている様子はこんな感じです。

左肩から左首あたりがとにかく痛くなります。
私はスマホも首からぶら下げているので首の負担が大きいです。
カメラバッグをショルダーハーネスにつけて首の負担を解放
解決策はただひとつ、首からぶら下げなければいいのです。
カメラをショルダーハーネスに取り付ける方法もありますが、前述した通りカメラを裸で持ち歩くのが怖いので、その方法を選ぶことはできません。
では、どうするか。
私が取った方法はこのカメラバッグをショルダーハーネスにくくりつけてぶら下げる方法です。
mont-bell でちょうどいい感じのカラビナキーホルダー (¥550/個) があったのでそちらを2つ購入。

カメラバッグのショルダーストラップを取り外し、代わりにこのカラビナキーホルダーのリング部分を取り付けます。

カラビナはザックのショルダーハーネスに大概ついているループに引っ掛けます。
実際はザックを背負ってからカラビナを引っ掛けます、そうしないとザックを背負えませんのでね。

ザックを背負ってカメラバッグを取り付けた状態がこんな感じです。

これでカメラの重さから受ける首への負担から解放され、問題は解決されました。
ただ、ちょっと上めにセットされているのであと5cmくらい下の位置で収まるように調整したほうがカメラを出し入れしやすいです。
実は今回私が工夫したようなことを実現している商品がオスプレーから販売されています。
でもコレお高いので・・・
私は市販品をそのまま使う方法で簡単に済ませましたが、裁縫技術があればもっと安価に、そして体格に合わせたドンピシャなセッティングも可能でしょう。
余裕あればその方法にもチャレンジしてみたいと思います (裁縫技術ゼロですが)。
ちなみにこのカラビナキーホルダー、どの程度の強度かは分かりません。
使用中に壊れて外れる可能性もありますから、心配な方は強度を確かめて安心できるものを使用しましょう。
それでは皆さん、Have a nice day !