親子で楽しむ山歩記

主に小3の息子と登山を楽しむブログです。

【お買い物】繰り返し使用できて温かく環境にも優しいハクキンカイロを入手

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こんにちは、シンです。

2月になってとても寒い日が続き、ついに浜松でも雪が積もりました。

2025年2月8日6時25分撮影 = 自宅にて

(ほぼ) 平地でこれですから、山はもっと積もっています。

南アルプス深南部方面は真っ白 = 浜松市中央区中田町で

あのあたりは毎年雪は積もりますがここまで白く見えるのは珍しいです。

そんな雪をほとんど見ることのない浜松でコレですからね、普段雪が積もる地域は本当に大変な状況でしょう。

ハクキンカイロを購入

あまりの寒さに手指の冷えがひどく、タイピングにも影響が出ています。
Houdini のリストゲーターは役立っていますが、手指が冷え切ってしまうとあまり効果がありません。

www.mountain-camp-cycling.com

冷え切ってしまったらとにかく温めるしか方法はなく、その有力な手段がカイロです。
ただ使い捨てカイロはゴミになるので少々抵抗が・・・。
USB充電式カイロは使ったことがありませんが、使用によりバッテリーが劣化していくのは避けられず、それによる使用時間の短縮はストレスになります。

そこで私が選んだのがハクキンカイロです。

ハクキンカイロと燃料のベンジン

ハクキンカイロはプラチナ触媒に気化したベンジンが反応して発熱する仕組みです。
入れるベンジンの量で反応時間を調整でき、最大で24時間持続します。
この調整ができる、というのが使い捨てカイロとの違いです。

では、ゴミを増やすことに難色を示しながら石油製品を消費することはいいのか、と。
何となく良くなさそうですが、原油をガソリンだ、軽油だ、重油だ、と分けていく過程でベンジンが精製されているならば、むしろ資源の有効活用と言えなくもありません。
使わなければ余る一方ですから。

ただしベンジンはとても揮発性が高く引火しやすいので取り扱いには十分注意が必要です。

ハクキンカイロを使う

箱の中身は本体、計量カップ、袋です。

ハクキンカイロの箱の中身

本体のフタを外し、火口を取り外して計量カップをセットし、ベンジンを注ぎます。
計量カップは中腹の線が1/2量、上の線が12.5mLです。
本体には2カップ分 (25mL) 入れられ、その最大量入れた時の使用持続時間が約24時間です。

ベンジンを本体に入れる準備

そうしたら計量カップを90°回転させるとベンジンが本体へと流れていきます。
使い始めは中の綿が馴染んでいないため、カップの回転を30°程度にしてゆっくり注入しましょう。

回転させることで本体へと流れる仕組み

そうしたら計量カップを外し加工を取り付け、先端のプラチナ触媒にマッチまたはライターの火を5秒ほど当てます。
これで発熱反応が開始されます。

火口を取り付け先端を火で炙る

このままでは危険なのでちゃんと蓋をします。
蓋の吸気口は孔雀デザインとなっており、PEACOCK と書かれています。

孔雀がかわいい

使用中は本体がかなり熱くなるので袋に入れて使います。

付属の袋

ぱっと見 HIKAKIN (ヒカキン) と書かれているように見えてしまいますが HAKKIN です。
カミさんにヒカキンって書いてあるよ、と言ったら「本当だ。」とまんまと騙されていました。
多分子どもらの素直さは母親譲りです笑

アウトドアではハクキンカイロが優位か

温かさ

使ってみると使い捨てカイロよりハクキンカイロのほうが温度が高く、高い温度の持続時間が長いと感じました。

使い捨てカイロは握れば柔軟に変形するので握りやすく、手と触れる面積が広くなるため温かく感じ安いと言った利点があります。
ハクキンカイロはその点においては劣っています。
ただポケットに入れて使うのであればこの欠点は気になりません。

携帯性

ハクキンカイロの利点は何と言っても燃料を入れれば何度でも利用できることです。
それはつまり持ち運びがコンパクト、ということにもなります。

使い捨てカイロの有効持続時間を12時間程度としましょう。
1袋だいたい40gくらいなので5個で200gです。
出先で捨てられれば荷物は減っていきますが、アウトドアでは基本ゴミは持ち帰りなので、5袋分の容積がザックを占有します。

ハクキンカイロを同程度使用するときのベンジン (比重0.671) の量は12.5mL x 5回で約42g、カイロ本体が105gなので合計で約150gです。
使い切れば当然本体のみの重量、容積で帰ってこられます。
また使い捨てカイロ5個分の重量200gに合わせるならばベンジンは95g分持ち運べるので、使用回数 (1回12時間) に換算すると11回分に相当します。

におい

使い捨てカイロは無臭ですが、ハクキンカイロはベンジンのにおいがします。
このにおいがダメな人は使わないほうがいいでしょう。

コスト

コストに関してはベンジンの値段が大体500mLで¥400〜800なので、1回あたり¥10〜20です。
使い捨てカイロもまとめ買いすれば1個あたり¥20を切るので、コストに関しては同程度でしょうか。
ハクキンカイロは初回本体購入費用とその後の消耗品購入費用がかかるので、トータルで見れば高くつきそうです。
ただし前述した携帯性がアウトドア (登山とかね) では重要になってくるので、それを考えれば納得のいくところでしょう。

 

と言ったところでハクキンカイロの紹介でした。
今シーズンはもう終わってしまいますが、来シーズンは大活躍間違いなし (存在を忘れなければ) です。

それでは皆さん、Have a nice day !